悪魔の辞典

原題
The Devil's Dictionary
作者
アンブローズ・ビアス
作者(英語表記)
Ambrose Bierce
翻訳者
枯葉

E

EAT [食べる]

v.i. 噛み、湿らせ、飲み下すという機能を連続的に(そして首尾よく)実行すること。

「わたしは応接間で夕食を楽しんでいた」とブリヤサバラン*は逸話を披露しはじめた。

「何ですと!」とロシェブリアンがさえぎった。「応接間で夕食を食べていた?」

「ちゃんと聞いて欲しいな」とこの偉大なる美食家は説明した。「わたしは夕食を食べていたなどとは言ってない。楽しんでいたんだよ。食事は1時間前に済ませていた」

*Anthelme Brillat-Savarin [1755-1826] フランスの著述家、美食家。「美味礼賛」の著者。

EAVESDROP [盗み聞きする]

v.i. 他人の、あるいは当人の罪と悪徳が並べたてられるのを密かに耳にすること。

A lady with one of her ears applied
To an open keyhole heard, inside,
Two female gossips in converse free --
The subject engaging them was she.
"I think," said one, "and my husband thinks
That she's a prying, inquisitive minx!"
As soon as no more of it she could hear
The lady, indignant, removed her ear.
"I will not stay," she said, with a pout,
"To hear my character lied about!"
Gopete Sherany
ECCENTRICITY [奇行]

n. 安上がりな自己顕示手段。バカはこれを用いることで自らの無能ぶりをさらけだす。

ECONOMY [経済]

n. 必要としていないウイスキーの樽を、維持する余裕のない牛の代金として獲得すること。

EDIBLE [食用の]

adj. 食べるのに向く。健やかに消化できる。たとえば、人にとっては豚、豚にとっては蛇、蛇にとっては、蛙にとっては蛆虫、蛆虫にとっては人。

EDITOR [編集者]

n. ミノス*1、ラダマントュス*2、アイアコス*3が司る審判の機能を組み合わせるひとだが、オボール銀貨1枚でなだめられるひとでもある。きわめて高潔な検閲官だが、なおかつその慈悲深さゆえに他人の徳義と当人の悪徳を大目に見てくれるひと。激しい叱咤(かみなり)をあたりに落とすあまり、まるで爆竹が犬の尻尾で当人の心を喚きちらしているみたいだ。やがてつぶやくまろやかでメロディアスなさえずりは、あたかもロバが唱える夕べのの祈りのように柔らかい。神秘の長であり法の主たる、思考の玉座に君臨する、その顔あたかも山上におけるキリストのようにほのかな輝きを放つ、その両足をよじりあわせながら舌を暴れまわらせる編集者は、紙といっしょに意思を吐き散らし、それを適当な長さに切り詰める。時折、神殿のヴェールから、3インチの機知と6行の宗教的瞑想を求めたり、英知と頓知から情念に乗り換えよと命じたりする上司の声が耳にされる。

*1Minos ギリシア神話に登場するクレタ島の王。死後、冥府の裁判官になった。

*2Rhadamanthus ギリシア神話に登場。高潔な人物を謳われ、死後、冥府の裁判官になった。

*3Aeacus ギリシア神話に登場。同じく、冥府の裁判官。

O, the Lord of Law on the Throne of Thought,
  A gilded impostor is he.
Of shreds and patches his robes are wrought,
      His crown is brass,
      Himself an ass,
  And his power is fiddle-dee-dee.
Prankily, crankily prating of naught,
Silly old quilly old Monarch of Thought.
  Public opinion's camp-follower he,
  Thundering, blundering, plundering free.
      Affected,
          Ungracious,
        Suspected,
          Mendacious,
Respected contemporaree!
J.H. Bumbleshook
EDUCATION [教育]

n. 愚かなまでの理解能力の欠如から英知と侮蔑へと近づけてくれるもの。

EFFECT [結果]

n. 常におなじ順番で起きる2つの現象の2つめにあたる。1つめ、原因というものから、結果が発生するといわれている――ウサギを追いかけている最中のイヌしか見たことのひとが、ウサギはイヌの原因である、と宣言する以上の意味はなさそうだが。

EGOTIST [利己主義者]

n. 低劣な嗜好の持ち主。オレのことより当人のことに興味があるらしい。

Megaceph, chosen to serve the State
In the halls of legislative debate,
One day with all his credentials came
To the capitol's door and announced his name.
The doorkeeper looked, with a comical twist
Of the face, at the eminent egotist,
And said:  "Go away, for we settle here
All manner of questions, knotty and queer,
And we cannot have, when the speaker demands
To be told how every member stands,
A man who to all things under the sky
Assents by eternally voting 'I'."
EJECTION [追放]

n. 饒舌病に対する認可済みの治療法。極貧病というケースにもよく用いられる。

ELECTOR [有権者]

n. 他人が選んだひとに票を入れるという神聖不可侵の特権を楽しむひと。

ELECTRICITY [電気]

n. 自然現象のうち、その原因がわかっていないものすべての原因となる力。稲妻と同じもので、その、フランクリン博士を襲撃しようとしたかの有名な試みは、善良にして偉大なる人物の経歴としてもっとも絵になる事件のひとつである。フランクリン博士の話は当然のことながらかなりの尊敬を集めており、特にそれが著しいフランスでは、かれの蝋人形が最近になって展示されるようになり、その下にはかれの生涯と科学への貢献にふれた説明がつけられている。こんなふうに:

モンジュール・フランクリン。電気の発見者。この傑出した学者は、世界一周航海を幾度も達成した後、サンドイッチ諸島で野蛮人に貪り食われて死亡した。その遺体は一片たりとも発見されていない。

 電気は、芸術と産業においてもっとも重要な一部を担うように運命づけられているように思える。一部の目的については経済的有用性に疑問が残されているが、実験によってすでに実証されているところでは、ガスよりも車の動力として有用であり、馬力よりも光源として有用である。

ELEGY [挽歌]

n. 韻文詩の構成のことで、書き手は、ユーモアという手を用いずに、読み手の心に最高にじめじめした憂鬱感を生み出そうと狙っている。英語でもっとも有名な例を挙げると、こんな感じで始まるやつのことだ:

The cur foretells the knell of parting day;
  The loafing herd winds slowly o'er the lea;
The wise man homeward plods; I only stay
  To fiddle-faddle in a minor key.
野良犬は呼ぶ、落日の鐘。
けものの群れ行く、憮々たる荒野。
賢人茫々として家へと帰る。
いま嫋々と詩う我のみがいる。
ELOQUENCE [雄弁]

n. バカに向かって、とは白く見える色のことであると納得させるスピーチの。これには、白くない色を白く見せる天与の才が含まれる。

ELYSIUM [エリジウム・楽園]

n. 素敵な架空の国のことで、愚かなことに、古代人たちは善人たちの魂が住んでいると信じていた。この有害無益なおとぎ話は、初期のキリスト教徒たちが地球上から一掃してくださっている――かれらの魂がヘヴンで幸せに暮らしていますように!

EMANCIPATION [奴隷解放]

n. ある奴隷の身上が他人による暴君支配から抜けだし、本人による専制政治へとシフトすること。

He was a slave:  at word he went and came;
  His iron collar cut him to the bone.
Then Liberty erased his owner's name,
  Tightened the rivets and inscribed his own.
奴隷がひとり。言葉ひとつでいったりきたり。
骨身に喰いこむはがねの首輪。
やがて自由が主人の名を消し、
きりきり絞めつつ己が名刻む。
G.J.
EMBALM [香気を満たす・防腐処置する]

v.i. ガス室に閉じ込めることで植物をだますこと。その死体を防腐処置すると動物と植物のライフサイクルのバランスが崩れる結果となる。たとえばエジプト人は、かつて肥沃だった人口密集地域を、やせ細ったカラス一羽くらいしか養えない不毛の地にしてしまった。現代の金属製棺桶もやはり同じ方向に向かっていて、多くの死体たちは、今ごろ隣家の芝生を樹木として彩ったり、食卓をラディッシュの束で豊かにしてくれていたはずなのに、長らく無益なものとして運命づけられてしまっている。我々は、しばらく後にかの者を取り出すだろうが、その間にも、スミレやバラは、かれの glutoeus maximum を希求しながら、萎びてゆきつつあるのだ。

EMOTION [感動]

n. 人を打ちのめす病で、心に決めたことが頭に至るのが原因。それと同時に、大量の塩化ナトリウム水溶液が瞳から放出されることもある。

ENCOMIAST [賛美者]

n. 特殊な(とはいえ独創性はない)種類の嘘つき

END [終わり]

n. 対談中の両者の手からはるかかなたに隔てられたところ。

The man was perishing apace
  Who played the tambourine;
The seal of death was on his face --
  'Twas pallid, for 'twas clean.

"This is the end," the sick man said
  In faint and failing tones.
A moment later he was dead,
  And Tambourine was Bones.
Tinley Roquot
ENOUGH [十分に]

adv. 望み次第では、世界中にあるものすべて。

Enough is as good as a feast -- for that matter
Enougher's as good as a feast for the platter.
十分を過ぎたるはなお及ばざるが如し――となれば
十分を過ぎ過ぎたるはついに及ぶべし。
Arbely C. Strunk
ENTERTAINMENT [楽しみ]

n. あらゆる種類の面白いもの。とはいえ、骨の髄まで浸ったところで死の訪れを防げはしない。

ENTHUSIASM [熱狂]

n. 若さゆえの失調。少量の後悔を服用させながら経験を塗布することで治療可能。バイロンは、これを "entuzy-muzy" と言っていたほどに回復して久しかったのだが、ぶりかえしてしまい、熱狂のままに漂泊していった――ミサロンギへ。

ENVELOPE [封筒]

n. 書類の棺。請求書の鞘。仕送りの殻。ラブレターの寝巻き。

ENVY [羨望]

n. もっとも低俗な包容力に適応した競争心。

EPAULET [肩章]

n. 装飾用バッジ。軍の将校を敵と区別するのに役に立つ――つまり、その将校の死によって昇進が期待される、より低い階級の者と区別するのに。

EPICURE [快楽主義者*1]

n. エピクロス*2と対立するひと。エピクロスは禁欲的な哲学家で、人間の主目的は楽しむことであり、感覚からの満足にひたって時間をむだにすべきではないと唱えた。

*1語源は「エピクロス主義者」からなんだけれども……

*2Epicurus [B.C.341-B.C.270] ギリシアの哲学者。図式的にかれの主張を表すと「精神的な平穏←快楽」であり、快楽は手段でしかないわけね。

EPIGRAM [警句・寸鉄詩]

n. 短いながらも鋭い言いまわし。散文のものもあれば韻文のものもある。毒や棘が特徴であることが多いが、ときに英知を特徴とすることもある。博学にして天才的なジャムラック・ホロボム博士の注目に値する警句集を取り上げてみよう:

我々は、他人の要求よりも、自分の要求のほうがよく分かっている。自分自身に奉仕することは、すなわち行政の手間を省くことである。

人間の心の中には、トラ、ブタ、ロバ、そしてナイチンゲールがいる。個性というものがさまざまなのは、これらの活動が不均一であるためだ。

性は三種類ある。すなわち、男性、女性、小娘。

女における美貌と、男における栄誉には似ている点がある。思慮のない人間から見ると、信頼できそうな気がする点で。

恋する女は恋する男ほど恥ずかしがらない。恥ずかしがるものがより少ないからだ。

友人が、心を込めて両手を握り締めてくれる間は安全だ。なぜなら、両手を見張っておくことができるから。

EPITAPH [墓碑銘]

n. 墓石に刻まれた説明文。死によって与えられた美徳を、生前にさかのぼって有効にしようとしている。下の例など、涙ぐましいではないか:

Here lie the bones of Parson Platt,
Wise, pious, humble and all that,
Who showed us life as all should live it;
Let that be said -- and God forgive it!
ここに眠るはプラット牧師の遺骨
賢く清く慎ましくなど、備えておられたあらゆる美徳
人生いかに生くべきか、我らに知らしめくださった
そう云われますよう――それから神よ、お赦しください!
ERUDITION [雑学]

n. 書物から空っぽの頭蓋骨内部へ振るいおとされたほこり。

So wide his erudition's mighty span,
He knew Creation's origin and plan
And only came by accident to grief --
He thought, poor man, 'twas right to be a thief.
Romach Pute
ESOTERIC [深遠な]

adj. きわめて著しく難解かつまさしく超自然の極地に達した。古代哲学には2種類ある。ひとつは「浅薄な」、つまり当時の哲学者たちがある程度は理解できていたもの、もうひとつは「深遠な」、つまり誰一人理解できなかったもの。現代思想におおきな影響を与えているもの、我々の時代で広く受け入れられているものは、後者である。

ETHNOLOGY [文化人類学]

n. さまざまな人間を扱う科学。強盗とか、泥棒とか、詐欺師とか、うすのろとか、狂人とか、白痴とか、文化人類学者とか。

EUCHARIST [聖餐]

n. 神食*という異端教派の聖なる宴。不運なことに、かつてこの教派の信者の間に、何を食べればよいのかという議論が持ちあがった。論戦のさなか、すでに500人ほどが殺されているが、この問題はいまだ解決をみていない。

*神に近づくために聖別された食事をとること。

EULOGY [賛辞・追悼]

n. 富と権力という長所があるひとへの誉め言葉。あるいは、さっさと死ぬという察しのよさがあるひとへの誉め言葉。

EVANGELIST [福音伝道師]

n. よき便りの運び手。特に(宗教的な意味で)我々自身の救済と隣人の破滅とを保証するような便りの。

EVERLASTING [不朽の]

adj. いつまでも長持ちする。別に、自信がないからといってこのような大雑把で初歩的な定義をしているわけでないことだけは言っておこう。私とて、いつぞやのウスター司教の手による「欽定訳聖書に見られる単語、『不朽』についての部分的定義」という大分冊の存在を知らないわけではないのだ。この本はかつて英国国教会系教会にたいそうな権威として重んじられたし、私の理解しているところでは、今でも心の喜びと魂への恩恵を求めて研究されつづけている。

EXCEPTION [例外]

n. 階級が等しい他者と異なりうる自由と理解されているもの。誠実な男とか、正直な女とか。「例外は規則を証明する」という言いまわしが絶えず無知の口の端に上るが、それは単に、その言い回しの不合理さを考えたことのない人物から聞いた言葉を鸚鵡返しにしているにすぎない。ラテン語では Exceptio probat regulam と言い、その意味は「例外は規則をテストする」、つまり例外を試験として用いるのであり、確証するわけではない。この素晴らしい格言から意味を抜き去り、独自に正反対の意味を当てはめた悪党は、不滅のように思われる邪悪な力をふるったのだ。

EXCESS [過剰]

n. 道徳では、節制の掟を適切な罰則によっておしつける甘やかし。(降参、意味不明)

Hail, high Excess -- especially in wine,
  To thee in worship do I bend the knee
  Who preach abstemiousness unto me --
My skull thy pulpit, as my paunch thy shrine.
Precept on precept, aye, and line on line,
  Could ne'er persuade so sweetly to agree
  With reason as thy touch, exact and free,
Upon my forehead and along my spine.
At thy command eschewing pleasure's cup,
  With the hot grape I warm no more my wit;
  When on thy stool of penitence I sit
I'm quite converted, for I can't get up.
Ungrateful he who afterward would falter
To make new sacrifices at thine altar!
EXCOMMUNICATION [破門]

n.

This "excommunication" is a word
In speech ecclesiastical oft heard,
And means the damning, with bell, book and candle,
Some sinner whose opinions are a scandal --
A rite permitting Satan to enslave him
Forever, and forbidding Christ to save him.
Gat Huckle
EXECUTIVE [行政官]

n. 政府の役人で、立法権の望みを、司法局が失効を宣言したくなるまで執行するのを職務とする。以下に、とある書から一部を抜粋した。タイトルは The Lunarian Astonished -- Pfeiffer & Co., Boston, 1803.

月世界人:ということはあなたがたの議会は、法案を通過させる際、合憲かどうか確かめるために、そのまま最高裁判所にやるわけですね?

地球人:んー、違うなあ。最高裁判所の認可は必要じゃないんです。まあ、何年もたってから、その法案のせいで不利益をこうむる人から異議が出てきたとしたら、認可が要りますけど。いや、正確には不利益をこうむる人の弁護士から、ですね。要するに、大統領が認めちゃえば、すぐに運用されはじめるわけですよ。

月世界人:ああ、行政権は立法府の一部なんですね。地方条例の場合は、警察官の許可が要るんですか?

地球人:まだだいじょうぶ。まー、とりあえず巡査くらいだと関係ないかな。大雑把に言うとですね、法律ってのは、それによって規制されるひとたちの許可が要るんです。

月世界人:なるほど。死刑執行書は、死刑囚のサインがないと有効にならないわけですか。

地球人:わおう、手厳しいなあ。まあ、ぼくらだってちょっとくらいは矛盾もあるわけですし。

月世界人:でもこのシステムはですよ、高い費用を払って司法機関を維持しながら、その法律が長い間運用された後、どこかの個人が法廷に持ち込んだときにはじめて、司法機関が機能するってことでしょう。――すごく混乱しない?

地球人:混乱するねえ。

月世界人:じゃあ、法律を運用する前に有効にしておけばいいじゃないですか。大統領なんかのサインじゃなくって、最高裁判所の裁判長のサインで。どうしてそうしないんです?

地球人:そんな前例はないからねえ。

月世界人:前例。なんです、それ?

地球人500人の法律家がそれぞれ3冊の大著で定義してるよ。そんなの誰にも分からないんじゃないかな。

EXHORT [勧告する]

v.t. 宗教的なものごとにおいて、相手の良心を串刺しにし、狐色の不快さになるまで焼き上げること。

EXILE [流刑者]

n. 他国に住むことで自国の役に立つひと。とはいえ大使のことではない。

あるイギリスの船長、「アイルランド幽囚記(The Exile of Erin)」は読んだかと聞かれ、答えて言うには「いいえ、ですがそこに停泊してみたいもんですな」と。彼は数年後、無類の残虐行為を重ねたあげく海賊として絞首刑にされたが、その返事をした当時につけていた航海日誌中に以下のメモが発見された。

1842.8.3. エリンという以前の島(ex-isle)についてジョークを飛ばす。冷たい反応。全世界が敵だ!
EXISTENCE [存在]

n.

A transient, horrible, fantastic dream,
Wherein is nothing yet all things do seem:
From which we're wakened by a friendly nudge
Of our bedfellow Death, and cry:  "O fudge!"
はかない悪夢、奇妙な悪夢、
見るものすべてが虚しくて。
添い寝の死神(デス)がそっと起こせば、
ぼくら目覚めて、「ああ、くだらない!」
EXPERIENCE [経験]

n. とある古い記憶を、すでに受け入れてしまった愚行のことだと理解させてくれる英知。

To one who, journeying through night and fog,
Is mired neck-deep in an unwholesome bog,
Experience, like the rising of the dawn,
Reveals the path that he should not have gone.
Joel Frad Bink
EXPOSTULATION [諫言]

n. 友人を失いたがっているバカによって用いられるたくさんの手口のうちひとつ。

EXTINCTION [絶滅]

n. 神学が将来の状態を作り出すのに用いた題材。


原文
"The Devil's Dictionary" (1910)
翻訳者
枯葉
ライセンス
クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本 ライセンス
公開日
2001年7月13日
最終修正日
2001年9月15日
URL
Egoistic Romanticist: http://www1.bbiq.jp/kareha/
特記事項
プロジェクト杉田玄白正式参加テキスト。